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「住宅ローンの審査は通ったけど返済が不安…」そんなあなたへの処方箋


はじめに:審査通過はゴール地点ではありません

住宅ローンの審査に通ったのに、心がスッキリしない…。そのようなご経験をされていませんか。

実は、多くのお客様が同じ悩みを抱えています。「審査が通った=安心」だと思いたいところですが、現実はそう単純ではありません。なぜなら、金融機関が判定する「組める範囲」と、実生活で「無理なく返せる金額」には、大きなズレが存在するからです。

当社「住宅のマイスター日進・名東店」では、この返済不安を真摯に受け止め、お客様の人生全体を考えた資金計画をご提案しています。本記事では、なぜ不安が生まれるのか、そしてそれをどう解消するのかについて、具体的にお伝えしていきます。

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第1章:「審査通過=安心」ではない理由

金融機関の審査基準の真実

住宅ローンの審査では、金融機関が独自の基準に基づいて「返済能力」を判定します。しかし、ここで重要なポイントがあります。

金融機関が見ているのは、あくまで「毎月の給与」と「現在の借入状況」です。お子様の教育費がいつ必要になるのか、定年後の生活費はどうするのか、親御さんの介護が突然発生するかもしれない…こうした将来の人生設計までは、審査基準に含まれていません。

つまり、審査に通ったという判定は、あくまで「金融機関の返済能力基準をクリアした」ということに過ぎず、「お客様のライフスタイルを維持しながら、ストレスなく返していける金額」とはまた別の話なのです。

ハウスメーカーの営業提案との隔たり

ハウスメーカーの営業担当者は、提案する際に「最大限借りられるローン額」を前提に話を進めることが多いです。これは企業として利益を追求し、より高額な契約を目指すという組織の原理が働いているからです。

営業マンが悪意を持っているわけではなく、むしろ日々のノルマに追われながら、最善の提案をしようとしているのです。ただし、お客様の本来のニーズである「生活の質を落とさず、心に余裕を持って暮らせる家づくり」と、営業目標としての「契約額の最大化」は、残念ながら一致しないことが多いのです。

この構造的な課題こそが、多くのお客様の返済不安を生み出す根本原因なのです。

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第2章:返済不安を解消する適正予算診断とは

無理のない返済計画を逆算するプロセス

当社が提供する「適正予算診断」は、単なる住宅ローン審査ではありません。お客様の人生全体の設計図を作りながら、本当に無理なく返済できる予算を算出していくサービスです。

具体的には、以下の3つの要素を詳しくお伺いします。

**第一に、将来のライフイベントの把握です。** お子様が何歳で進学するのか、大学進学時の費用はいくら必要か、お車の買い替え予定はいつか、ご両親の介護が必要になる可能性はあるか、ご自身の定年時期はいつか—こうしたイベントを時系列で洗い出していきます。

**第二に、現在の生活水準を維持できるかの確認です。** 家を建てたら生活費を削って返すのではなく、今と同じように、趣味も大切にして、貯蓄も続けられるのか。こうした実現性を丁寧にシミュレーションします。

**第三に、予測不可能なリスクへの対応力です。** 金利が上がるリスク、病気やけがで収入が減るリスク、職業が変わるリスク—こうしたことが起きても対応できる余裕を、返済計画に組み込みます。

このプロセスを通じて、お客様は「組める上限」ではなく「安心して返済できる適正予算」を明確に把握できるようになります。これが、真の意味での不安解消への第一歩となるのです。

実例:50代ご夫婦の二世帯住宅成功事例

実際のお客様事例をご紹介します。50代のM様は、親御さんとの二世帯住宅を検討されていました。

銀行の事前審査では、「最大で3,500万円までお借りいただけます」との診断。ハウスメーカーからも「3,000万円程度なら大丈夫ですね」と提案されました。

しかし、M様のお話をお伺いすると、10年後には定年を迎えられる状況でした。また、親御さんの医療費も今後増加する可能性が高い。お子様たちとの趣味の旅行も大切にしたいとおっしゃっていました。

当社の適正予算診断の結果、お客様にとって本当に無理のない予算は「2,200万円」でした。この金額であれば、定年後も生活費に不安なく、親御さんのサポートもでき、人生を楽しむ余裕も残ります。

ご最初は「え、こんなに低いのですか」と驚かれていましたが、詳しい説明とシミュレーション結果をお見せすると、「こちらの方がむしろ安心できる」とご納得いただけました。そしてその予算内で、素敵な二世帯住宅が完成。今では、返済への不安は一切なく、毎日を心豊かに過ごされていますとお聞きしています。

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第3章:予算内で最高の選択をするために

「理想と現実のギャップ」を埋める工夫

適正予算が決まったら、次のステップは「限られた予算の中で、最大限の満足を得るにはどうするか」という優先順位の整理です。

多くの方は「やりたいことを全部実現したい」という漠然とした理想を持っています。新築だから全てが最新設備、床は無垢材、キッチンは高級ブランド、バスルームは豪華に…こうしたイメージは、誰もが一度は思い描くものです。

しかし、限られた予算では、全てを叶えることはできません。ここで重要なのは「何を優先するのか」という選択です。

当社では、お客様の価値観をしっかりお伺いした上で、「本当に大切なもの」「あると良いもの」「なくても困らないもの」の3段階に分類していきます。

例えば、毎日料理をされるご主人様にとっては、キッチンのグレードアップは最優先かもしれません。一方で、お子様の健康を重視される親御さんにとっては、断熱性能や通風性の方が大切かもしれません。こうした個別のご家族の価値観に基づいて、予算配分を最適化していくのです。

複数メーカーの公平な比較で最適選択を実現

当社では、最大4社のハウスメーカーから、統一した形式でプラン・見積もりを収集し、公平に比較・分析するサービスをご提供しています。

なぜこのようなサービスが必要かというと、各ハウスメーカーが独自の形式で見積もりを提示するため、単純な価格比較だけでは本当の価値が見えにくいからです。

例えば、A社は初期費用が安いですが、使用している断熱材が一般的なものであるため、ランニングコスト(冷暖房費)が高くつく可能性があります。一方、B社は初期費用が高めでも、最新の断熱技術を採用しており、30年間のトータルコストで見ると安くなるかもしれません。

当社では、こうした「一見では分からない実質的な価値」を、メリットもデメリットも包み隠さずお伝えしています。お客様は、正確な情報を得た上で「本当に自分たちに合った選択」ができるようになるのです。

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第4章:あなたの不安に寄り添う具体的なサポート

住宅展示場での失敗を防ぐためのプロ同行

住宅展示場は、多くの方にとって初めての比較検討の場です。ですが、ここにはお客様にとって難しい環境が満ちています。

豪華絢爛なモデルハウスは、視覚的な圧倒感に満ちています。キラキラとした照明、高級な家具、素敵なインテリア…こうした「見学者を魅了する空間」と、実際に「実用的で必要な設備」の区別が、つけにくくなってしまいがちです。

当社では、お客様が展示場を訪れる際に、プロのアドバイザーが同行するサービスをご提供しています。

アドバイザーの視点からは、「この豪華なアイランドキッチンは、実際には清掃が大変になる」「この天井高は圧倒的ですが、冷暖房効率を考えるとトレードオフがある」「このタイルは確かに素敵ですが、メンテナンスコストが高い」といった実践的な情報が見えるのです。

お客様は、営業担当者の説明だけでなく、中立的な立場からの解説を聞くことで、「本当に自分たちに必要な家」を冷静に判断できるようになります。

初回商談での判断ミスを防ぐ同席サービス

初めてハウスメーカーと商談する際の不安は、特に大きいものです。営業マンの巧みな説明、提示される見積もりの大きさ、決断を促す言葉…緊張感いっぱいの中での判断は、間違いやすいものです。

当社では、初回商談にアドバイザーが同席し、お客様のサポートをするサービスを行っています。

具体的には、営業提案の内容が「適正予算の範囲内か」「本当に必要な内容か」を確認しながら、必要に応じて質問を投げかけます。また、営業担当者との相性や、提案内容の妥当性なども、客観的な視点からチェックします。

これにより、お客様は不必要なオプションの追加を防ぎ、営業トークに流されるリスクを回避できるようになるのです。

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第5章:家づくりの全体設計で真の安心を

土地活用と資金計画の統合サポート

返済不安は、単に「毎月いくら返すのか」だけの問題ではありません。「今、住んでいる土地をどうするのか」「相続した土地がある場合、活用するべきか」といった、不動産全体に関する課題と結びついていることも多いのです。

当社では、家づくりに付随する不動産課題についても、中立的な立場でサポートしています。

売却予定の土地がある場合、その売却益を正確に資金計画に組み込むことで、予算計画の精度が大きく向上します。また、相続した活用していない土地がある場合、それを活かすべきか、売却すべきかといった判断も、お客様のライフプラン全体を踏まえて提案することができます。

家づくりという大きな決断を前に、「不動産全体をどう考えるか」を整理できることで、お客様の返済不安は大きく軽減されます。

後悔しない選択のために、まず相談を

「住宅ローンの審査は通ったけど返済が不安…」という状況は、実は非常にポジティブな状態だと当社は考えています。なぜなら、お客様が責任感を持って、人生設計を真摯に考えているからこそ、その不安が生まれているのです。

この不安を無視して先に進むと、後々大きな後悔につながりかねません。一方で、適切なプロのサポートを受けながら、段階を踏んで進めば、その不安は確実に解消されていきます。

当社は、営業ではなく「お客様の立場」に立ち、メリットもデメリットも包み隠さずお伝えする伴走者として機能しています。

「何から始めればいいのかわからない」という段階からでも構いません。まずは、お話をお聞きすることから始めませんか。

相談は完全無料です。後悔のない、安心できる家づくりのために、当社「住宅のマイスター日進・名東店」にお気軽にご連絡ください。

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住宅のマイスター日進・名東店
代表アドバイザー 宮地 覚

TEL:052-808-5551(住宅紹介部門)
公式インスタグラム:@masterofhousing(日進・名東店)


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