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【元店長が暴露】ハウスメーカー営業トークの裏側と、絶対後悔しないための見抜き方


「このモデルハウス、素敵ですね」

「ありがとうございます。お客様のセンスにピッタリですよ。実は今月だけの特別なキャンペーンがありまして…」

住宅展示場に一歩足を踏み入れると、夢のように美しい空間と、にこやかで物腰の柔らかい営業マンがあなたを迎えます。彼らの巧みな話術と熱意に、いつしか「この人になら任せられるかも」という気持ちになっていく。

しかし、その心地よい会話の裏側で、あなたの家づくりが、知らず知らずのうちに「あなたのため」ではなく「営業マンの会社のため」の方向へと導かれているとしたら。

愛知県日進市・名東区を拠点とする「住宅のマイスター日進・名東店」では、元大手ハウスメーカー最年少店長(当時)の宮地が、累計7,200組の住宅相談の最前線に立ってきた経験と、自らが鉄骨住宅・木造住宅を合わせて3回もマイホームを建てた実体験をもとに、営業トークの裏側にある本音と、後悔しないための見抜き方をすべて本音で語ります。

なぜ営業マンは本音を100パーセント語らないのか

まず大前提として理解していただきたいのは、ハウスメーカーの営業マンは、あなたを騙そうとしているわけではないということです。彼らの多くは、自社の家に誇りを持ち、お客様に喜んでもらいたいと心から願っています。

営業マンの立場と役割

しかし、彼らには営業マンとしての「立場」と「役割」があります。それは、自社の家を売ることで、会社の利益に貢献することです。そのため、彼らの言葉は、どうしても自社にとって都合の良い情報に偏りがちになります。

営業マンも自社の良い面を中心に伝えるため、「比較して選ぶための本音の情報」が手に入りにくいのが現実なのです。

情報の非対称性という問題

彼らは、あなたに不利な情報を積極的に開示することは稀ですし、他社の優れた点を正直に認めることもしません。これが「ポジショントーク」と呼ばれるものです。

家づくりという、何千万円ものお金が動く重要な決断の場で、プロである営業マンと、ほとんど知識のないお客様との間には、圧倒的な「情報の非対称性」が存在します。

この構造を理解しないまま、営業マンの言葉だけを信じてしまうことが、後悔への第一歩となるのです。

要注意な営業トーク5選とその裏側

私が現場で見てきた、特に多く使われる代表的な営業トークを5つ挙げ、その裏にある本音の意図と、それを見抜くためのプロの視点を解説します。

トーク1:今月だけの特別キャンペーン

「今月だけの特別なキャンペーンです。この機会を逃すと損ですよ」

営業マンの意図(裏側)

これは、お客様に「今、決めなければならない」という切迫感を与え、冷静な比較検討の時間を奪うための、最も古典的で強力なテクニックです。

「限定」「特別」という言葉は、人の判断力を鈍らせます。確かに会社としてキャンペーン期間は存在しますが、多くの場合、翌月には別の名前で似たようなキャンペーンが始まります。

本当の目的は、他社を見に行く前に、自社で契約を決めてしまいたい(囲い込みたい)という営業戦略です。

見抜き方・対処法

この言葉が出てきたら、「焦らせようとしているな」と一歩引いてください。そして、こう自問するのです。「このキャンペーンがなかったとしても、私はこの会社と契約したいだろうか?」と。

そもそも、家づくりにおける本当の「お得」とは、目先の数十万円の値引きではありません。無理のない予算診断とローン審査で安心の家づくりを実現すること、つまり、将来何十年にもわたってあなたの家計を圧迫しない、適切な資金計画こそが最大の「お得」なのです。

トーク2:人気エリアの土地はすぐに無くなります

「この土地は人気エリアで、他にも検討されている方がいるので、早くしないと無くなりますよ」

営業マンの意図(裏側)

これも、お客様の決断を急がせるための常套句です。もちろん、本当に人気のある土地はすぐに売れてしまうこともあります。

しかし、この言葉は、まだ建築プランも固まっていないお客様に、土地の契約を先行させることで、自社で家を建てざるを得ない状況に持ち込むための強力な武器にもなります。

土地を先に押さえてしまえば、お客様は他のハウスメーカーとじっくり比較検討することが難しくなるのです。

見抜き方・対処法

家づくりで最初にやるべきことは、土地選びより先に考えたい3つのことがあります。それは予算、間取り、そして住宅会社の選定です。

土地は、その上にどんな家が建つか、という建築的な視点とセットで考えなければ価値を判断できません。

「他にも検討者がいる」と言われたら、「そうですか。では、この土地に私たちの希望の家が、予算内で本当に建つのか、住宅のプロ視点で確認・提案をいただきたいです」と切り返しましょう。

トーク3:皆様このくらいのオプションは普通です

「皆様、大体このくらいのオプションは付けられますよ。これが今の普通です」

営業マンの意図(裏側)

モデルハウスの豪華な仕様を見て、「素敵だけど、これはオプションですよね?」と尋ねた時に返ってくることが多い言葉です。

これは、高額なオプションを追加することへの心理的なハードルを下げるためのテクニックです。「みんなもやっている」と言われることで、「自分だけが標準仕様なのは寂しい」「これくらいは普通なのか」と感じさせ、予算アップを自然に受け入れさせようという意図があります。

見抜き方・対処法

「普通」という言葉に惑わされてはいけません。あなたの家族にとっての「普通」は、あなたの家族が決めることです。

住宅展示場の案内サービスを活用すれば、中立的なプロが同行してくれます。「これはオプションですね。標準仕様だとこうなります。この差額で、あちらの性能を上げた方が、暮らしの満足度は高まりますよ」というように、プロ目線で違いや特色を客観的に解説してくれます。

他人の「普通」ではなく、自分たちの「理想の暮らし」を基準に判断しましょう。

トーク4:他社の心配な点について

「他社さんの悪口は言いたくないのですが、〇〇という点は少し心配ですね…」

営業マンの意図(裏側)

直接的な誹謗中傷を避けつつ、競合他社の弱点を巧みに指摘し、お客様の中に不安の種を植え付ける高度なテクニックです。

「私はお客様を心配して言っているんですよ」という善意の仮面を被ることで、その情報の信憑性を高めようとします。目的は、お客様が他社に流れるのを防ぐことです。

見抜き方・対処法

この言葉が聞こえてきたら、「今、他社へのネガティブキャンペーンが始まったな」と認識してください。

そして、その場で反論したり、信じ込んだりするのではなく、「その点について、〇〇社さんにも直接聞いてみますね」と冷静に伝えましょう。

最終的には、一括プラン・見積請求サービスを活用し、各社の提案を同じ土俵で比較することが最も有効です。メリットもデメリットも包み隠さずお伝えする中立的な立場の専門家がいれば、一方的な情報に惑わされることなく、最大4社のプラン・見積を比較し納得の選択へと進むことができます。

トーク5:すべてお任せください

「家のことは複雑ですから、難しいことは考えず、私にすべてお任せください」

営業マンの意図(裏側)

お客様からの信頼を得て、家づくりの主導権を完全に握るための言葉です。頼りがいのある担当者を演出し、「この人に任せておけば安心だ」と思わせることで、お客様が細かい部分に疑問を持ったり、面倒な比較検討をしたりするのを防ぎます。

お客様を思考停止の状態に導き、契約までスムーズに進めたいという本音が隠されています。

見抜き方・対処法

家づくりの主役は、あなたとあなたの家族です。営業マンはあくまでパートナーであり、すべてを「丸投げ」してはいけません。

初回商談同席サービスを活用すれば、初回商談に同席し提案と営業マンの相性を確認する専門家がいます。あなたが「お任せ」モードになりそうな時でも、プロの視点から鋭い質問を投げかけ、提案内容の妥当性をチェックします。

一人で判断するのが不安なあなたにとって、これほど心強い味方はいません。

営業トークに負けない究極の対策

ここまで読んで、お気づきでしょうか。巧妙な営業トークを見抜くための究極の対策は、あなたが営業マン以上の知識を身につけることではありません。それは不可能です。

答えは、あなたの隣に、あなただけのプロの味方をつけることです。

プロの味方を持つ重要性

相手が武器を持ったプロなら、こちらもプロを立てる。これが、情報の非対称性を解消し、対等な立場で交渉に臨むための、唯一にして最も確実な方法です。

私たち住宅のマイスター日進・名東店は、ハウスメーカーではありません。私たちは、営業ではなく「あなたの立場」で家づくりをサポートする、完全に中立な相談窓口です。

当店の特徴

代表の宮地が元ハウスメーカーの店長だからこそ、営業マンの思考やトークの意図を先読みし、的確なアドバイスができます。

また、施主として3回家を建てた経験があるからこそ、お客様の不安や悩みに、心の底から寄り添うことができます。

この「売る側」と「建てる側」の両方の視点を持つ、他に類を見ない専門家が、あなたの家づくりに最初から最後まで伴走します。

具体的なサポート内容

住宅展示場での案内サービスでは、プロ目線で違いや特色を客観的に解説します。初回商談では同席し、提案と営業マンの相性を確認します。

資金計画では、無理のない予算診断とローン審査で安心の家づくりを実現します。最大4社のプラン・見積を比較し、納得の選択へと導きます。

営業マンを最高のパートナーに変えるために

営業マンは、決して敵ではありません。彼らの中には、知識が豊富で、誠実で、あなたの家づくりを素晴らしいものにしてくれる、最高のパートナー候補がたくさんいます。

見極めの難しさ

問題は、誰がその「最高のパートナー」なのかを、あなた一人の力で見極めるのが非常に難しい、ということです。

多くの営業マンは表面的には似たような対応をしますが、その背後にある知識の深さ、誠実さ、あなたの利益を最優先に考える姿勢には大きな差があります。

私たちの役割

私たちの役割は、営業トークの裏側を見抜き、あなたを不利益から守ること。そして同時に、数多いる営業マンの中から、本当に信頼できる「最高のパートナー」を見つけ出し、あなたとの間に最高のチームワークを築くお手伝いをすることです。

何から始めればいいのかわからない。その段階からで全く問題ありません。相談はもちろん無料です。

まずは、あなたが営業マンから言われてモヤモヤしたこと、不安に感じたことを、私たちに話してみませんか。そのモヤモヤの正体を、私たちが明らかにします。

後悔しない家づくりへの第一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。

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