日進市でマイホームを建てるなら?注文住宅の流れと期間の目安
「収納が多い=片付く」ではありません。実は、収納不足の不満の半分以上は「量」より「位置と使い勝手」が原因で、「しまう場所までの動線が遠い」「よく使う物ほど奥に入っている」といった設計ミスから生まれています。 目安として、延床に対して収納面積が10%未満だと多くのご家庭で「やや足りない」、15%前後で「だいたい足りる」、20%を超えると「収納は多いが部屋が狭い」と感じやすい傾向があります(生活スタイルにもよるので「目安」として)。 よくあるのが、「とりあえずウォークインクローゼットを大きくすれば安心」「とりあえずパントリーを広くとろう」という決め方です。正直なところ、どんな収納を何ヵ所つくるかは、「今の家でどこに物があふれているか」を一度棚卸ししないと、当たり外れが大きくなります。 適切な収納量の目安は、延床の約10~15%。ただし「一か所ドン」ではなく、使う場所の近くに小分けして配置するのが基本。 失敗しやすいのは、「大きなウォークインに全部集約」「2階にしかファミリー収納がない」など、動線と逆行する収納計画。 迷ったら、「今の暮らしで一番散らかる場所を3つ書き出し、その近くに『どんな収納をどれくらい』置くかから考える」のがおすすめです。 マイホームの収納は、「延床の10~15%を目安にしつつ、生活動線上に小分けに配置する」と失敗しにくいです。 最も重要なのは、「ウォークインクローゼットの広さ」より、「玄関・LDK・水まわり・個室など、モノが発生する場所の『すぐそば』にしまう場所があるかどうか」を優先して考えることです。 失敗しないためには、図面上の四角い「収納」記号だけ見て安心せず、「そこに何を、何個、どんな向きで収納するのか」「そこまで何歩で行けるか」という「具体的な動き」に落とし込んでチェックすることが大切です。 あくまで目安ですが、以下のように考えられます。 延床30坪(約100㎡)なら、収納合計10㎡(約3坪)で10%、収納合計15㎡(約4.5坪)で15%というイメージです。 正直なところ、「とにかく収納たくさん!」と20%以上に振り切るより、10~15%の中で「場所と中身」を設計したほうが、コストも動線もバランスが良くなりやすいです。 同じ30坪の家でも、共働き+幼児2人+アウトドア趣味ありと、単身or夫婦2人暮らし+趣味少なめでは、必要な収納量と種類が全く違います。 アウトドア・キャンプ・スポーツ用品には、玄関土間や外部収納が必須です。在宅仕事の人なら、ワークスペース近くに書類や機材の収納が必要です。子どもの人数が多いなら、学用品・作品・衣類が想像以上に増えます。 「平均値」を参考にしながらも、「うちの家族の荷物の特徴」をちゃんと見てあげることが必要です。 収納計画を考える前に、一番効果があるのは「今、どこに何があふれているか」を書き出すことです。 このリストが、そのまま「新居で必要な収納の答え」になります。実は、「今あふれているモノ」を無視したまま収納計画をしても、引っ越し後に同じ場所が同じように散らかるだけということが本当に多いです。 よくあるのが、「玄関収納=靴だけ」と考えてしまうパターンです。実際には、ベビーカー・三輪車・キックボード、スポーツ用品(ボール・ラケット・ヘルメット)、外遊び用のおもちゃ・アウトドア用品、カッパ・長靴・レインコートなど、「外で使う物」がかなりあります。 シューズクロークや土間収納をつくるなら、靴は家族人数×3~5足分を「今シーズンの定位置」として想定します。その他は高さや奥行きを変えて、大きい物も置けるスペースを確保します。 すると、出かける前に「どこに何があるか探し回る」が減ります。 リビングで散らかりやすいのは、おもちゃと本、リモコン・ゲーム機・充電器、書類(郵便物・学校のプリント・回覧板など)です。 これらは、「リビングに置かない」のではなく、「リビングに『ちゃんと置く場所』を作る」のが現実的です。テレビボード下に、リモコン・ゲーム・充電関連をまとめる引き出しを作ります。ソファ横やダイニング近くに、おもちゃ・本用のオープン棚を作ります。ダイニング脇に、書類と文房具をまとめる「家事カウンター+収納」を作ります。 実は、LDKで一番効くのは「大収納」より、「手を伸ばせば届く小さな定位置」です。 洗濯関連の収納には、洗剤・柔軟剤・洗濯ネット、タオル類、下着・パジャマ・部屋着など、「毎日使う物」が多いゾーンです。 洗濯機のすぐ横に、洗剤類をワンアクションで取れる棚を作ります。タオルと下着は「脱衣所のすぐそば」に収納して、行ったり来たりを減らします。物干しスペースかファミリークローゼットを近くに配置して、「洗う→干す→しまう」の動線を短くします。 こうすると、洗濯の「運ぶ時間」がかなり減ります。 あるご家族は、賃貸時代に「玄関と廊下に物が溢れがち」という悩みがありました。そこで注文住宅では、玄関土間を広めに取り、ベビーカーやアウトドア用品を置けるようにしました。玄関のすぐ横に「ただいまクローゼット(ファミリークローク)」を配置して、コート・通勤カバン・保育園バッグ・帽子類をすべてそこに集約しました。 ご主人は「実は最初、『ここまで玄関に収納いる?』と思っていたんですけど、朝の動きが本当に楽になりました。廊下にカバンが転がらなくなりました」とコメントしています。 結果、リビングにバッグや上着が置きっぱなしになることがほとんどなくなり、「帰宅→片付け」が自然にできるようになったそうです。 別のご家庭は、2階ホールに大きなファミリークローゼットを設けました。当初は「家族の衣類は全部ここに入れます」と意気込んでいたのですが、実際に暮らし始めると、1階に干した洗濯物を2階に全部運ぶのが面倒で、お風呂上がりに2階に着替えを取りに行く手間がストレスになりました。 結局、1階の脱衣室に簡易の収納ラックを追加することになりました。奥さまは「正直、2階のファミリークローゼット自体は便利なんです。でも、『全部』をそこに集約しようとしたのは無理がありました」とコメントしています。 このケースでは、「日常使いの衣類は1階」「シーズン外やフォーマルは2階」というふうに役割を分けたら、うまく回り始めました。 主寝室の横に3帖~4帖のWICをつくりますが、ポールや棚の計画が曖昧なまま「空き部屋化」してしまい、床置きが増えます。 損失: せっかくの広さを活かしきれず、かえってモノが行方不明になりやすくなります。 1階にキッチン・LDK・水まわりがあるのに、衣類や日用品のメイン収納がほとんど2階になります。毎日のように上下階の往復が発生し、「なんとなく家事が面倒」と感じます。 損失: 体感としての「暮らしやすさ」が下がり、時間も体力も、じわじわ削られていきます。 オープンな可動棚やニッチをたくさん作ります。ラベルやカゴで最初は頑張るが、忙しくなると維持できなくなります。 損失: 見た目を気にしすぎて、実際の出し入れが面倒になり、結局、扉付きの「隠す収納」を後から買い足すハメになります。 マイホームの収納で失敗しないポイントは、「延床の10~15%前後の収納量を目安にしながら、『どこに・何を・どんな動きでしまうか』を具体的に決めること」です。 ウォークインを大きくするだけではなく、玄関・LDK・水まわり・個室のそばに「小さな定位置」を散りばめた家ほど、暮らし始めてからのストレスが少なくなります。 これから間取り打ち合わせが始まる段階の方は、「今の家で一番散らかる場所ベスト3」と「そこで散らかっている物のリスト」を作ってから、収納計画を見直すのがおすすめです。その視点を持つことで、あなたの家族向けに「必要な収納量と具体的な配置案」を、より実践的にご提案することができます。
マイホームの収納で失敗しないための実践ガイド
この記事のポイント
今日のおさらい:要点3つ
この記事の結論
どれくらい収納があれば足りるのか?
1. 延床に対して「10~15%」を目安にする
延床面積の10%未満:ものが少ないご家庭や、こまめに手放せる人でちょうど良いくらい。一般的にはやや少なめに感じやすいです。
10~15%:多くの家庭で「足りる」と感じやすいゾーンです。
15~20%:収納にかなり余裕があるが、その分居室の広さとトレードオフになりやすいです。
2. 「家族構成と趣味」で必要量は変わる
3. 今の家の「収納できていない物リスト」を作る
リビング:おもちゃ、本、リモコン、書類
ダイニング:学校・保育園のプリント、薬、文房具
玄関:靴、ベビーカー、傘、外遊びグッズ
洗面所:タオル、洗剤ストック、下着、着替え
量だけでなく「配置」と「動線」で考える
1. 玄関には「外に持ち出す物専用」のゾーンをつくる
2. LDKには「見せる収納」と「隠す収納」をセットで作る
3. 洗面・脱衣室まわりは「動線の数」を減らす
現場の実体験から見えた「うまくいった収納」と「後悔ポイント」
実体験1:玄関土間+ファミリークロークで「朝の渋滞」が消えた家
実体験2:2階だけにファミリークローゼットを作って後悔したケース
よくある失敗と損するパターン
失敗1:「とにかく大きなウォークインがあれば安心」と思ってしまう
失敗2:階ごとの収納バランスを考えていない
失敗3:「見せる収納」が先に立って、現実の物量に合っていない
よくある質問(FAQ)
まとめ