住宅ローンの動向をプロが予測!マイホームの注文住宅における金利の最新見通し •
マイホームの注文住宅を検討中の方へ!
住宅ローンの金利は今後どうなる?
現在の市場と今後の見通し
マイホームの注文住宅を検討している方にとって、住宅ローン金利は「緩やかな上昇局面に入りつつも、まだ条件次第で十分にチャンスがある状態」です。今後は固定金利を中心に上昇リスクに備えた計画が重要になります。
マイホームを注文住宅で建てる際の住宅ローン金利は、2024年以降の「長期金利の上昇」と2025年12月の日銀利上げの影響で、特に固定・長期金利型を中心にじわじわと上がってきています。
この点から分かるのは、「いつまでも超低金利が続く前提での資金計画」はすでに通用しにくく、金利タイプの選び方や借入時期の戦略が、今まで以上に重要になっているということです。
- マイホームの注文住宅向け住宅ローン金利は、固定・フラット35を中心に「緩やかな上昇トレンド」にあり、特に2026年以降は2%台前半〜中盤も視野に入れる局面です。
- 変動金利は依然として低水準ですが、2025年12月の政策金利引き上げにより、2026年春以降は一部金融機関で上昇が始まる見通しで、将来の返済額増加リスクを意識する必要があります。
- マイホーム計画では、「借入タイミング」「金利タイプの組み合わせ」「返済比率」の3点を整理し、フラット35などの長期固定も含めて比較しながら、無理のない返済計画を立てることが重要です。
この記事の結論
- 2026年前後の住宅ローン金利は、フラット35で2%台前半まで上昇しており、今後も小刻みな上昇が続く可能性があります。
- 変動金利はまだ低いものの、政策金利引き上げの影響が2026年春以降に反映されるため、「上昇前提」で返済余力を見ておく必要があります。
- 注文住宅のマイホームでは、「固定(フラット35)+変動」の組み合わせや、全期間固定の活用により、金利上昇リスクを分散する戦略が有効です。
- 金利の見通しだけでなく、土地取得時期・建物着工時期・補助金や税制優遇もセットで考えることで、トータルコストを抑えつつマイホーム計画を進めやすくなります。
マイホームの注文住宅に影響する住宅ローン金利の「今」をどう捉えるべき?
結論として、現在の住宅ローン市場は「長期・固定は上昇トレンド、変動は低水準だが将来リスクあり」という二面性を持つ状態です。
当社としては、マイホームの注文住宅を計画されるお客様に、「目先の最安金利」だけではなく、完済までの総返済額と将来の金利変動リスクをあわせてご判断いただくことを重視しています。
フラット35・固定金利の最新動向
フラット35を代表とする全期間固定金利は、すでに2%台にのっており、今後も小刻みな上昇が続く可能性が高い状況です。
2025年のフラット35(団信あり・返済期間21〜35年)は、1.8〜1.9%台で推移し、2025年12月の最頻金利は1.97%でした。2026年2月時点では、同じ条件で最頻金利が2.26%となっており、1年ほどの間に0.3〜0.4ポイント程度の上昇が見られます。
この点から分かるのは、今後も長期金利に連動して2%台前半〜中盤を意識した資金計画が必要だということです。
変動金利は本当に「今がチャンス」か?
変動金利は多くの銀行で0.3〜0.7%台と、固定金利に比べるとまだ低い水準が維持されています。しかし、2025年12月に日銀が政策金利を0.75%程度へ引き上げたことで、2026年4月以降は一部金融機関で基準金利の引き上げが表明されています。
住宅ローンの専門家の見通しでも、「2026年にかけて変動金利も徐々に上昇する局面にある」とされており、すでに2026年1〜2月にかけて、主要銀行の変動・10年固定の金利引き上げが確認されています。
実務的には、「今の低金利だけを前提にせず、将来0.5〜1.0%程度の上昇があっても家計が耐えられる返済額か」をシミュレーションしておくことが重要です。
日銀の利上げと長期金利の背景
住宅ローン金利の土台となるのが、日本銀行の政策金利と長期金利(10年国債利回り)です。
2024年にマイナス金利が解除され、長期金利は2024年5月に1.08%と約11年ぶりの1%台を記録。その後も1%前後で推移しつつ、2025年12月には政策金利が0.75%程度に引き上げられました。2026年1月末時点で長期金利は約2.2%台となり、それに伴いフラット35や10年固定などの金利が連動して上昇しています。
こうした状況を踏まえると、今後数年は「金利が下がる」よりも「横ばい〜じわじわ上昇」を前提にマイホームの資金計画を組むのが現実的と考えられます。
マイホームの注文住宅で「これからの住宅ローン金利」をどう選ぶ?実務的な考え方
マイホームの注文住宅で最も大事なのは、「どの金利タイプが一番お得か」ではなく、「自分たちのライフプランにとって、どのリスクなら許容できるか」を基準に選ぶことです。
当社としては、金利水準だけでなく、今後の収入見通しやお子様の教育費、老後資金まで含めた家計全体のバランスを、一緒にシミュレーションしながらご検討いただくことをおすすめしています。
固定・変動・フラット35の基本と向き・不向き
最も大事なのは、「金利タイプごとの特徴と向き・不向き」を整理しておくことです。
- 特徴
- 完済まで金利が変わらず、返済額が一定。長期金利に連動するため、2025〜2026年は上昇基調にあります。
- 向いている方
- 長期的な家計の安定を重視する方、共働きで先行き不透明な転職・独立を検討している方など。
- 特徴
- 短期プライムレート等に連動し、現状は0.3〜0.7%台の低水準ですが、2026年以降の上昇リスクが指摘されています。
- 向いている方
- 今後数年の収入増が見込める方、繰上返済を積極的に行う前提で短期〜中期の借入を考える方など。
- 特徴
- 一定期間は固定、その後は変動等に切り替わるタイプ。2026年1月時点で、10年固定の優遇金利も各行で引き上げが見られます。
- 向いている方
- 子どもが小さい時期の家計負担を安定させつつ、10年後のライフイベントに合わせて見直したい方など。
現実的な判断としては、「すべて変動」か「すべて固定」ではなく、一部をフラット35、残りを変動や固定期間選択で組み合わせることで、金利上昇リスクを分散する方法が有効です。
注文住宅ならではの「借入タイミング」の注意点
注文住宅のマイホームでは、「土地の購入タイミング」と「建物の着工〜引き渡しタイミング」で、複数回に分けて住宅ローンやつなぎ融資を利用するケースが一般的です。
たとえば、土地購入時には土地ローンやつなぎ融資で対応し、建物の完成時に本融資(フラット35や変動金利ローン)へ切り替える流れが多く、その間に金利が変動すると、想定よりも返済額が増えてしまうリスクがあります。
マイホームの資金計画では、「いつ、どのタイミングで、どの金利で借りる可能性があるか」を事前に時系列で整理し、土地の契約前から金融機関や専門窓口にご相談いただくことが重要です。
金利上昇時代のマイホーム資金計画のコツ
実務的には、次の6つのステップを意識していただくと、金利が上昇しやすい局面でも冷静に判断しやすくなります。
- 家計の現状把握:現在の家賃・貯蓄・他のローン残高を整理する。
- 返済可能額の設定:ボーナスを含めず、年収に対する返済比率が20〜25%程度に収まるラインを目安にする。
- 総予算の決定:土地・建物・諸費用(登記費用・引っ越し・家具・外構など)を含めた総額を設定する。
- 金利タイプの仮決め:全期間固定・変動・ミックスなど、ご自身のリスク許容度に合うパターンを選ぶ。
- 金利上昇シミュレーション:フラット35が2.0%→2.5%、変動が0.5%→1.0%など、複数パターンで毎月返済額と総返済額の変化を試算する。
- 専門家への相談:複数の金融機関や中立的な住宅相談窓口と情報を共有し、注文住宅会社の提案とあわせて最終判断を行う。
特に、フラット35の金利が1.9%から2.2%へ上昇した場合、3,500万円を35年返済すると総返済額が100万円以上変わるケースもあるため、借入前のシミュレーションは欠かせません。
よくある質問
まとめ
- 2026年前後の住宅ローン金利は、フラット35を中心に2%台前半まで上昇しており、今後も緩やかな上昇を前提にマイホーム計画を立てる必要があります。
- 変動金利はまだ低水準ですが、政策金利の引き上げを受けて今後の上昇リスクが高まっているため、「返済比率」と「シミュレーション」を優先してご検討ください。
- 注文住宅のマイホームでは、「金利タイプの組み合わせ」「借入タイミング」「総予算」を中立的な専門家と一緒に整理し、無理のない返済計画を前提にした資金設計を行うことが、後悔しない家づくりへの近道です。
マイホームの注文住宅用の住宅ローン金利は、今後も緩やかな上昇が見込まれます。固定と変動を組み合わせつつ、返済比率を抑えた無理のない計画を立てることが最善です。日進市・名古屋市名東区エリアでマイホームをお考えの方は、ぜひ当社ホームリアライズまでお気軽にご相談ください。