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マイホームの窓選びで快適性アップ!注文住宅で知っておきたいサッシとガラスの違いとは?


サッシとガラスの最適な組み合わせで実現する断熱と快適性



結論として、注文住宅の窓選びでは「サッシ(枠)とガラスの性能をセットで高めること」が、マイホームの断熱性・防音性・快適性アップに最も効果的です。



一言で言うと、「アルミ樹脂複合や樹脂サッシ+Low-E複層ガラス以上」を基本ラインとして検討することが、これからの家づくりでは標準レベルになりつつあります。窓は家の中でもっとも熱が出入りする部分だからこそ、ここに投資することが快適性にダイレクトに返ってきます。




この記事のポイント


一般的な戸建住宅では、冬の熱の約5〜6割が「窓などの開口部」から逃げるとされており、断熱性を高めるうえで窓の性能は非常に重要な要素です。


サッシにはアルミ・樹脂・アルミ樹脂複合、ガラスには単板・複層(ペア)・Low-E複層・トリプルなどがあり、「サッシ+ガラスの組み合わせ」で断熱性・防音性・結露しにくさが大きく変わります。


一言で言うと、「コスト優先で窓性能を下げると、冷暖房費・結露・寒さ・暑さのストレスが長年続く」ため、注文住宅では窓性能にある程度投資することが、快適性とランニングコストのバランス面でおすすめです。





要点3つ


マイホームの窓性能を高めるための重要なポイントは、以下の3つです。



  • ①サッシは最低でもアルミ樹脂複合、できれば樹脂サッシを選択基準に

  • ②ガラスはLow-E複層以上を基本として検討

  • ③窓=家の弱点になりやすいため、断熱性能等級やUA値などの性能指標と合わせて"窓仕様"を確認することが図面段階での重要チェックポイント


南面・北面・道路側・隣家側など"方位や環境"に合わせて窓種・ガラスの種類を変えることで、冬の日射取得・夏の日射遮蔽・防音・プライバシーをバランスよく確保できます。





この記事の結論


結論として、快適なマイホームにするための窓選びの基本は、「断熱・防音・結露リスク・方位」の4つの観点で、サッシとガラスの仕様を決めることです。


一言で言うと、「"なんとなく標準で"ではなく、"なぜその窓仕様なのか"を性能と暮らし方から説明できる状態」で選ぶことが、後悔しない窓計画のポイントです。


ここからは、サッシとガラスの違い、窓性能を高める組み合わせ、方位別の考え方や注意点を、注文住宅会社の視点から分かりやすく解説します。




サッシとガラス、何がどう違う?マイホームの窓性能の基本を整理


結論として、窓の性能は「サッシ(枠)」と「ガラス」の両方で決まり、一方だけを良くしても"本来の性能"は発揮されません。


一言で言うと、「金属の枠+単板ガラス」は熱が逃げやすく、「樹脂枠+Low-E複層ガラス」は熱を逃がしにくい、とイメージしておきましょう。枠とガラスは"セットの商品"として考えるのが基本です。



サッシ(窓枠)の違い:アルミ・樹脂・アルミ樹脂複合


サッシは主に次の3種類があります。



アルミサッシ



  • 熱を通しやすい金属製で、外気の冷たさ・暑さが室内側に伝わりやすい。

  • 価格は比較的安いが、断熱性・結露リスクの面では不利。



樹脂サッシ



  • 熱を通しにくい樹脂(プラスチック)製で、断熱性が高く、結露しにくい。

  • 高性能住宅では標準採用されることも多い。



アルミ樹脂複合サッシ



  • 外側がアルミ、内側が樹脂の"いいとこ取り"仕様。

  • 断熱性とコストのバランスがよく、現在の主流の一つ。



初心者がまず押さえるべき点は、「サッシを何にするかで、窓全体の断熱レベルが大きく変わる」ということです。同じガラスを組み合わせても、枠が違うだけで断熱性能の数値が大きく変動します。



ガラスの違い:単板・複層・Low-E・トリプル


ガラスの種類も、窓性能に大きく影響します。



単板ガラス(1枚ガラス)



  • 古い住宅で一般的、断熱性は低く、冬場はガラス面が冷えやすい。



複層ガラス(ペアガラス)



  • ガラスを2枚重ね、その間に空気層を持たせた構造。断熱性は単板より大きく向上。



Low-E複層ガラス



  • ガラスの内側に薄い金属膜(Low-E膜)をコーティングし、熱の出入りを抑える。

  • 夏の日射を遮りたいか、冬の日射を取り込みたいかで「遮熱タイプ」「断熱タイプ」を選べる。



トリプルガラス



  • 3枚ガラス+2つの空気層(またはガス層)で、非常に高い断熱性を持つ。



一言で言うと、「単板<複層<Low-E複層<トリプル」の順に、断熱性が高くなり、価格も上がるイメージです。空気層の中にアルゴンガスなどを封入すると、さらに断熱性能が高まります。



サッシ+ガラスの組み合わせが"窓性能"になる


窓の性能指標としては、以下のようなものがあります。



  • 熱の逃げにくさを表す「熱貫流率(U値)」

  • 日射取得を表す「η値(イータ値)」


国の断熱等級(省エネ基準)とも関わっています。


実務では、「アルミ樹脂複合サッシ+Low-E複層ガラス」が現在の標準的な高断熱窓、その上を目指す場合は「樹脂サッシ+Low-E複層」「樹脂サッシ+トリプルガラス」などが選ばれるケースが増えています。


一言で言うと、「サッシとガラスをセットで見て、"全体としてどのレベルの窓性能か"を確認すること」が大切です。住宅会社から見積もりをもらう際には、サッシとガラスの型番・U値もあわせて確認しておくと比較がしやすくなります。



どんな窓が快適?断熱性・防音性・結露リスクから考える窓選び


結論として、快適なマイホームにする窓選びのポイントは、「断熱性」「防音性」「結露しにくさ」「方位別の日射コントロール」の4つをバランス良く満たすことです。


一言で言うと、「冬寒い・夏暑い・うるさい・結露する」の主な原因は、窓性能と配置にあることが多いのです。



断熱性を高める窓選びの基本


断熱性を高めるには、以下をベースに考えるのが、現在の主流です。



  • サッシ:樹脂またはアルミ樹脂複合

  • ガラス:Low-E複層(可能ならトリプル)



具体例



  • 一般的な仕様:アルミ樹脂複合サッシ+Low-E複層ガラス

  • 高断熱志向:樹脂サッシ+Low-E複層ガラス

  • 断熱等級の高い家(ZEHなど):樹脂サッシ+トリプルガラスを採用する例も増加



断熱性の高い窓は、以下のメリットがあります。



  • 冬場でも窓際のヒンヤリ感が少ない

  • エアコンの効きが良くなり、光熱費の削減が期待できる

  • 部屋ごとの温度差が小さくなり、ヒートショックのリスクも抑えられる



防音性を高める窓選び


防音性を高めるには、「ガラスの構成」と「気密性」が重要です。



  • 複層ガラスでも、ガラスの厚みを変えた"防音合わせガラス"などを採用すると、特定の周波数の音を減らしやすくなります。

  • 二重サッシ(内窓を追加する)にすることで、外と内の間に"空気層+サッシ2枚分の障壁"を作り、防音効果を高めることができます。


一言で言うと、「道路・線路・学校など、騒音が気になる側の窓だけでも防音仕様にする」と、コストを抑えつつ効果を出しやすくなります。寝室のように静けさが重要な部屋だけ仕様を上げる、という選び方も有効です。



結露を減らす窓選び


結露は、室内外の温度差と窓の表面温度、室内の湿度が関係しています。



  • アルミサッシ+単板ガラスの窓は、冬場にガラスも枠も冷えやすく、結露しやすい。

  • 樹脂サッシ+複層・Low-Eガラスにすると、窓表面の温度が下がりにくくなり、結露しづらくなります。


結露はカビ・ダニの原因にもなるため、特に寝室・子ども部屋・北側の窓は、断熱性の高い仕様にしておくことをおすすめします。目に見える結露だけでなく、壁の内部で起こる内部結露も住まいの劣化要因となるため、サッシ周りの気密・防湿設計もあわせて確認すると安心です。



よくある質問




Q1. サッシはアルミと樹脂、どちらが良いですか?


断熱性と結露のしにくさを重視するなら樹脂、コストとのバランスを考えるならアルミ樹脂複合がおすすめです。寒冷地では樹脂サッシを標準採用するハウスメーカーも多く、地域の気候条件も判断材料になります。





Q2. ガラスは複層ガラスにした方が良いですか?


はい、単板ガラスより断熱性・防音性に優れ、結露もしにくいため、注文住宅では最低でも複層ガラスを選ぶことをおすすめします。現在の新築では複層ガラスが事実上の標準となっているため、特別な理由がない限り単板を選ぶ場面はほぼありません。





Q3. Low-Eガラスとは何ですか?


ガラスの内側に薄い金属膜をコーティングし、熱の出入りを抑えるガラスで、通常の複層ガラスより断熱性・日射遮蔽性が高くなります。夏の日差しを抑えたいなら遮熱タイプ、冬の暖かさを取り込みたいなら断熱タイプ、と方位ごとに使い分けるのも効果的です。





Q4. トリプルガラスは日本の住宅に必要ですか?


寒冷地や高断熱住宅を目指す場合には有効ですが、地域や予算によっては「樹脂サッシ+Low-E複層ガラス」でも十分なケースが多いです。温暖な地域では、費用対効果を踏まえて必要な部屋だけトリプルにする選択肢もあります。





Q5. 防音を重視するならどんな窓にすべきですか?


ガラスの厚みを変えた防音複層ガラスや二重サッシが効果的で、道路側や線路側など騒音が気になる面だけ仕様を上げる方法もあります。後付けの内窓も比較的手軽で、新築後に気になった場合の選択肢として覚えておくと便利です。





Q6. 窓の大きさは大きい方が良いですか?


採光や開放感は増しますが、断熱性と防犯性の面では不利になるため、方位や用途に合わせて「大きい窓」と「小さい高窓」などを組み合わせるのが現実的です。南面は大きく、北・西面は必要最小限にするなど、方位別のメリハリが大切です。





Q7. 窓の性能はどこを見れば分かりますか?


カタログや仕様書に記載されている「サッシの種類・ガラス種・U値・η値・断熱等級」などを確認し、担当者に比較表で説明してもらうと分かりやすいです。U値は数字が小さいほど断熱性が高い、と覚えておくと比較しやすくなります。





まとめ


マイホームの窓選びで快適性を高める結論は、「サッシは樹脂またはアルミ樹脂複合、ガラスはLow-E複層以上を基本とし、方位や騒音環境に応じて防音ガラスやトリプルガラス・二重サッシを組み合わせて、"断熱・防音・結露リスク・日射コントロール"をトータルで設計すること」です。


一言で言うと、「窓は"見た目"だけで選ばず、"性能と暮らし方"から選ぶこと」が、注文住宅で後悔しない窓計画の最重要ポイントです。窓は交換に手間と費用がかかる部分だからこそ、新築時に少しグレードを上げておく判断が、長い目で見て暮らしやすさと光熱費の両方に効いてきます。